ユーラシア大陸の果てを目指してポルトガルに行ってきた【3】―ギマランイス―
9/17 ギマランイス 快晴
朝ごはんをホステル近くのカフェでとった後、ギマランイスに向かうため、S.Bento駅まで。電車の時間まで余裕があったので、S.Bento駅周辺を散策。
よくガイドブックで見るアルマス聖堂。アズレージョが美しい。
お土産屋さんで見つけたもの。アメコミコラボ。笑った。
S.Bento駅のすばらしいアズレージョ。
ポルトガルにはアズレージョが本当に多くて、生活に根付いたものなのだとわかる。
電車に揺られること約1時間半くらい。ギマランイス駅着。目的地に向かう前にトイレに行く。
出、出た~~~!!!便座のないトイレ!!!!
※さすがに公共トイレの写真を撮るのはいかがなものかと思ったので撮影はしていない
生で見たのは初めて。用の足し方に非常に戸惑いましたが中腰で頑張った。太ももの筋トレやんけ!トイレから戻ってマリザにそのことを告げると
「ポルトガルでもそのトイレは珍しい」
と言っていた。
確かにポルトガルで便座のないトイレを見たのは後にも先にもこの時だけ。
ちなみに近隣国のイタリアでは、公共トイレは便座がないのが当たり前でえらい困ったと母が言っていたのを思い出した。
教会と庭。美しい。この日も快晴すぎるほどの快晴。ひたすら暑い。
街並みがかわいい。ベランダに花を飾っていて、おしゃれだ。
ポルトガルの日差しは、刺すような日差し。南欧の太陽がこういう感じなのかな。湿気がないので過ごしやすいが、その分日焼けしやすくて、日本よりずっとまぶしい。軽く街並みを流し見つつブラガンサ公爵館とギマランイス城に向かう。
ブラガンサ公爵館近くにあるアフォンソ王1世の像。盾にはテンプル騎士団の十字がある。つい「テンプル騎士団だ!!」と反応するのはアサシンクリードのお陰だ。坂を登っていくと、ブラガンサ公爵館がある。入り口でチケットを買って、中に入る。
またしても外観写真忘れた。
ブラガンサ公爵館の中は博物館のようになっていて、美術品や古い生活用品などが飾られている。
武器庫がある!
うおおおおおおお!!!!!!!
ダークソウルやデモンズソウルの、中世ヨーロッパの世界観が大好きななので、ここは本当にすばらしい場所だと思った。ちょっとしたダンジョン探索。この宝箱、開けるとミミック出て来るやつじゃん。ああ、ゲーム脳ですまない。でもゲーム脳なお陰でとんでもなく楽しめたのも事実。ちなみに奥にある変な入れ物、なんだろう?と思ったら便器だって。あれに用を足して中身を捨てるわけだ。
ステンドグラスが美しい。
ブラガンサ公爵館からほど近くにギマランイス城がある。
ここに来たかった!!!入り口のチケットちぎりのお兄さん、腕に自分の名前のタトゥーを入れていたけれど、カタカナだった!私が日本人だと知ったら、帰り際、自慢げに見せてくれた。
逆光で暗くなってしまった。
基本石造りなので、足場が不安定で怖い。階段が多くて、その上段差が一定じゃないので本当に疲れる。
いい眺め!左側の、煙突がたくさんある建物がブラガンサ公爵館。
山の上の教会をズームで。何かありそうな場所ってワクワクしませんか?行ってみたくなる。
さて、そろそろお腹も減ったし街に戻りましょうかね。
ギマランイスの中心部。ここにレストランやカフェがたくさんある。値段の手頃な場所を探して、入る。
本日の昼食。またしてもメニュー名はわからない。豚肉と、何かのモツ?、ポテト、ちりめんキャベツのソテーのプレート。副菜としてご飯がついている。うっま!!!!飯、うっま!!!あとちりめんキャベツのソテー、めちゃうま!!ここのご飯はバターか何かと塩でほんのり味付けされてて、これがほんっとうにおいしい。マリザのは牛肉の薄切りにマッシュルームの入ったクリームソースがかかったもの。少しもらったらおいしくてびっくりした。次はこのメニューを頼もうと心に決める。あと、このリプトン、日本のだと甘すぎるイメージがあったんだけど、あまり甘くなくて良い。食事に合う。この後、しょっちゅうリプトン飲んでた。ああ、ポルトガルのリプトンとおいしいごはんが懐かしい…。
ご飯を食べ終わってその辺をぶらぶらしていると、いい感じに日が傾いてきた。
街並みを散策し、ポルトに戻りました。
夜のポルトも美しい。
ユーラシア大陸の果てを目指してポルトガルに行ってきた【2】―ポルト―
9/16 ポルト 快晴
この日は朝10時に友達と待ち合わせ。ゆっくりで良いとの事だったので、10時より少し遅れるくらいに待ち合わせのMarques駅まで行く。
公園みたいになっていて、近くに噴水やベンチ、教会があった。
友人によるとここの教会はとてもモダンな作りなんだとか。
時間があまったのでカフェで朝ごはん。
友人が「ポルトガル人はカフェが大好きですぐカフェに行く」と言っていたとおり
ポルトガルには本当にカフェが多い。
そして、どこのカフェにも必ずパステル・デ・ナタがある。
コーヒーとパステル・デ・ナタ
ポルトガルでコーヒーと言うとこの小さいものが出てくる。パステル・デ・ナタは周りがサクサク、中がカスタードクリームでとろり。
友人が来たのは11時くらい。こっちの人はおおらかでのんびりしているんだな、と思ったがどうも様子がおかしい。
教会の鐘の音を聞いてみると、10回しか鳴らない。ついでに広場の時計も10時を指している。
そう。私はアムステルダム時間から時計を直すのを忘れていた。
(オランダとポルトガルは1時間の時差があり、ポルトガルが1時間遅れている)
先のアホな失敗とはこの事である。
つまり全てにおいて1時間前行動をしていたのでした。昨夜ホテルに着いた際に、「とても遅くなってごめんなさい」と謝ったが、マイナス1時間なので時間ぴったりについた計算になる。ホテルの人は「なに言ってんだこいつ」と思ったろう…。
ついでに11時に来たと思っていた友人は10時ぴったりに来たという事になる。
そうか…乗り継ぎだとこういう事があるんだよね…。
一つ学習した。
さて、友人と会うのは3年ぶりくらいで、おしゃべりがはずむ。3年前、彼女が日本に来た時に会ったきりだ。今回お世話になる友人の名前はマリザという。
何か大きな箱を抱えてきたので、なんだろう?と思ったらなんとパォン・デ・ローだった。カステラのご先祖だ~!夜に食べようと思って持ってきてくれたという。わー楽しみ!
これから約6日間、よろしく!
滞在するホステル(民宿のようなもの)に荷物を預けてさっそくポルト観光に。
ボリャオン市場。日本ではちょっと見ない、珍しい野菜がたくさんあった。魚や肉、生きたニワトリまで売っている。ニワトリだ~かわいい!と言った瞬間、あれは〆られる運命である事に気付く。しょうがないね。鶏肉、美味しいから。余談ではありますがポルトガルの鶏肉は味が濃くてうまいです。
アズレージョがふんだんに使われた建物。なんの建物なのかはわからない。なんか空き家っぽい?
ドウロ川のほとりに来た。この辺がカイス・ダ・リベイラ。レストランやカフェがたくさん並んでいて、とても賑やか。シックな街並みと強い日差しに白いパラソルが映える。
時間もちょうどお昼に差し掛かっていたので、カイス・ダ・リベイラでランチを摂る。ポルトガルではメジャーなちりめんキャベツのスープ。マリザのおすすめ。彼女もこれが大好きだと言う。シンプルな味付けでうまま。ちなみに、このスープの上にはチョリソー(というと辛いものをイメージしがちだけど、全く辛くない)が載っているのだけど、初めてポルトガルのチョリソーを食べてびびった。うっま!!!!!
そして私の反応に笑うマリザ。本当においしいんだよー!!肉の味が主張してくる。加工肉じゃない、ちゃんとした、肉料理としてのチョリソー。ああ、うまいうまい。スープもおいしい。あっという間に平らげた。
料理名は分からないがとにかくタコ。7€くらい。茹でたタコをハーブとビネガー、塩で味付けしたシンプルなものだけどこれがうまい。フライドポテトもうまい。芋の味が濃い。私は確信した。ポルトガルのご飯、超おいしい!!!これは帰国したらダイエットを余儀なくされるぞ!!!
後々気付いたんだけど、なんというか、ポルトガル飯は素材の味が濃い気がする。だからシンプルな味付けでも充分美味しいんだろうな。オリーブオイルもめちゃうまだったしなあ。
腹ごなしにドウロ川沿いを歩いて、サン・フランシスコ教会を目指した。
最後の一枚はドン・ルイス橋からの眺め。本当に魔女の宅急便みたいな、かわいらしい街並み。
路地を入ると普通に住宅街。いい匂いが漂ってくる。なんだろうと思っていたら、玄関先にグリルが出してあって鮭やイワシ、貝類を焼いていた。マリザに「売り物?」と聞いたら、一般家庭で食べるものだそうで。こんな観光客が多いところに出しておいたらつまみ食いされちゃいそう。
サン・フランシスコ教会に到着。外観の写真を撮るのを忘れた。中は黄金、非常に豪華絢爛な教会で、これが美しいのですが、写真禁止のため写真はなし。入り口に立っていた受付の男性が私が日本人だと知ると「スゴ~イ、キレ~イ」と言っていて、笑った。確かに日本人はすぐにすごーいキレーイ言う。ある時期になると、日本人の観光客が増えるのだとマリザが通訳してくれた。
ここはサン・フランシスコ教会の別館。遺物やカタコンベがある。
ポルトガルのカタコンベ。ひんやりとした雰囲気。すっかり肉体がなくなり、骨だけになると、骨を拾って別の場所に移すので、骨だけを保管している場所がある。
エンリケ航海王子の像。ポルトガルは海と船と切っても切れない関係なのだと思う。ちょうどこの隣にボルサ宮殿がある。エンリケ航海王子、ボルサ宮殿、サン・フランシスコ教会は隣接しているので観光しやすい。
ボルサ宮殿。またしても外観写真を撮るのを忘れた。ちなみにボルサ宮殿内部は、広さのためもあってかガイドツアーでしか見られない。それもあってか入場料は他に比べて高め。観光客が多いので、ガイドツアーの言語は、英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語が選択できた。正直どれも分からないけれど一応英語を選択。案の定ガイドの言っている事は半分以上わからなかった。
一番有名らしい場所。経済力を示すために作られたところらしい。マリザが通訳をして色々教えてくれる。ありがたい。
さて、ポルトでは、ちょっと移動しただけでとんでもなく疲れてしまったんだけど。その理由。坂が、ハンパじゃない。
これが当初の旅のプランである。距離的にもそう離れてはいない。googleマップで検索した上で「これは徒歩でいけるな」と判断したプランなんだけど。ポルトは坂が多いとガイドブックに乗っていたけど、なめていた。というよりは想像もしていなかった。こんな急な坂は。ちょっとした登山レベルな箇所がかなりある。登山道に石畳敷きました!みたいな感じ。普段真っ平らなところを歩いている関東平野民に、これはきつかった。もりもり歩くつもりだったけど、老婆のごとく腰は曲がり、足はガクガク、ヒーコラ言いながらなんとか坂を登りきる有様。ポルトガルで歩くために体力をつけておこうと、一日6km歩くようにしていたけど、全く歯が立ちませんでした!! ここまでとは聞いてない。というか、こんなに疲れるなんて、どのブログにも書いてなかった。ポルト観光した方、この坂を登りきったんですか…?それとも、トラム使ったの…?
二人とも死ぬほど疲れてしまったため、クリスタル宮殿公園で夕飯の時間までおしゃべりをして暇をつぶす事に。
地図では全く予想できないだろうが、クリスタル宮殿公園は、かなりの高台にあるため、徒歩で行こうと思ったらやたらめったらな坂を登るしかない。トラムを使えばもっと楽に行けると思う。私も次来るときは絶対トラム使います。景色抜群だし、静かだし、良い所。観光というよりは、散歩がてら来るのが良さそう。
今日の夕飯はマリザの友達もいっしょ。メグさん。あだ名からして日本人かと思っていたが、思い切りポルトガル人だった。メグというニックネームなんだって。夕飯はメグさんおすすめのお店で、ポルト名物のフランセージーニャを食べる。飲み物はサングリアを選んだ。
夕飯のフランセージーニャとサングリア。ちなみにこのフランセージーニャ、皿がでかいので小さく見えるが、大きさは軽く横15cm、厚みは約5cmほどある。パンとパンの間にハムと薄切りステーキがこれでもかとはさまり、上にたっぷりのチーズとトマトソースがかけられ、更に目玉焼きがのっている。恐るべき事にこれでも半分サイズである。高カロリー高脂質の正真正銘ポルトガルB級グルメ。マリザ曰く「コレステロール爆弾」。そして他のポルトガル料理にもれず安くてうまい。
ホステルに帰り、チェックイン…のつもりだったがここでトラブルがあった。
「クレジットカードのPINコードを入力してください」
…? PINコード? サインでいいですか?
「サインじゃだめだよ」
私は知りませんでした、ヨーロッパでクレカを使う際にはPINコードが必要だと。いつも通りサインでオッケーだと思ってた。そもそもクレカを作ったのが大昔で、そのまま日本ではサインで済んでしまったため、すっかりPINコードの存在を忘れていたのだ。
サインではだめだと言われ目の前が真っ暗になる。
防犯対策として、持っていく現金は必要最低限に留めたが、それが裏目に出た形に。
この後、なんとかどうにかなったので詳細は省きますが、この出来事は私の心に深くトラウマとして刻まれた。
そして帰国したらまずカード会社にPINコード設定の書類を送ろうと決めたのだった…。
ユーラシア大陸の果てを目指してポルトガルに行ってきた【1】―成田→ポルト―
そうだ、ポルトガル行こう。と京都に行くノリで思い立ってから早4ヶ月。
思い立ったら衝動的に行動する特性上、ポルトガル語はおろか英語すら全くできない事も忘れて、パスポートを取り、航空券を予約し、ホテルを予約し、なんとか行って帰ってきた。期間は機内泊含めて9/15~9/25。言っても16日~21日までは現地の友人と一緒だったのでずっと一人というわけではないけれど。
そんな旅の備忘録です。まずは大雑把な予定。
9/16 ポルト
9/17 ギマランイス
9/18 ブラガ
9/20 コインブラ
9/22 シントラ
9/23 リスボン最終日 アムステルダムに移動(トランジット19時間のため、アムステルダム滞在)
9/24 アムステルダム発
9/25 成田着
それでは、順を追って書いて行こう。
9月15日 成田→アムステルダム
出発の日。国内旅行とはわけが違う。ドキドキしてよく眠れなかった。アムステルダム行きの飛行機に乗るために成田へ。混雑を避ける為、前日にオンラインチェックイン済み。
日本からポルトガルの直行便は出ていない為、乗り継ぐしかない。ハブ空港の選択肢はいくつかあったが、案内がわかりやすいという話がたくさんあったスキポール空港を選んだため、飛行機はKLMになった。
空港まで送ってきてくれた家族に別れを告げて、手荷物検査→出国審査を経て、KLM搭乗口に向かう。隣の搭乗口では、グアム行きの飛行機が来ない乗客を待っているらしく、しきりにアナウンスしていた。(ちなみに結局乗客は来ないまま飛行機は行ってしまった)
搭乗後は、サンダルに履き替えてひたすら3DSで遊んでいた為、それほど長時間フライトに苦痛は感じなかった。
今回のお供はゼルダの伝説神々のトライフォース2。すごく面白い。神々のトライフォースを受け継ぎつつも新しいゼルダという感じで、往年のファンは「この曲知ってるー!」とか「こんな敵いたなー!」と懐かしい所があり、ダンジョンも既視感あるものだけれども、謎解き要素はむしろ斬新と言って良いほど。
これは今回の旅には全く関係ないことである。
2回目の機内食。マカロニチーズがうまい。
【アムステルダム着】
ここからEU圏内に入るため、荷物検査と入国審査を受ける。私は英語難民なので「こう聞かれたらこう答える」と必死に本を読んで予習してドキドキしながら窓口に向かったが、スルーだった。本当にスルー。オールスルー。
なんなら、入国審査の窓口の人、半分よそ見しながらハンコ押してたし。「え、え、いいの?」なんつって戸惑ってたら、いいからはよ行け的なジェスチャーされてびびる。
ここからトランザビア航空とかいうちょっと日本では馴染みのない、LCCの飛行機でポルトまで行く。搭乗券を見るが、搭乗口の番号が書いてない。不安になる。
掲示板を確認してみたら、搭乗口はC8。C8に向かったが時間がかなりあったので、スキポール空港の中を少し見て回る。C8搭乗口に戻ってみたら搭乗口掲示板に書いてある便名も航空会社の名前も違った。ますます不安になる。
もう一度掲示板を確認しに行ったらC13に変更になっていた。
こういうのってよくある事なんだろうな…と思いつつ、搭乗開始。
いざ乗り込んでみたら、アジア人が私しかいなくてアウェー感ハンパない。
飛行機めちゃくちゃ揺れるしこえー!どうか落ちませんように!
周囲の人が何語で話しているか分からないし機内放送すら何語か分からないし機内は揺れるしで緊張のあまり寝てやりすごした。
【ポルト着】
夜8時頃ポルト着。予定時刻よりずいぶん遅れて到着。空はまだ明るく、夕方みたい。
「わ、夜8時なのにこんなに明るい!」
感激して写真を撮る。
実はこの時、アホな失敗をやらかしていたのだけれど、それにまだ気付いていなかった。その失敗が判明するのは明日の話である。
空港からメトロに乗る為、駅を探して外に出たが、場所が分からず早速迷子になる。どうやら空港内からエスカレーターを降りるらしい。
エスカレーターを降りて、券売機のある場所に辿り着くと、スーツケースやバッグを持った旅行者がたくさん並んでいた。
買い方が良く分からないらしく、戸惑いながら券売機を操作している。
海外に来てまずつまづく所がこれだよね…。
しかも、メトロポルトはただでさえ料金形態がややこしい。
前の旅行者カップルが戸惑っていると、後ろから現地の人が来て手伝っていた。
私も事前には調べてきたものの、いざ買う段階になったらやっぱりわからなくて戸惑っていたのだが、先のカップルを手伝っていた彼が助けてくれたので無事購入できた。
無事電車に乗り込んで時計を見ると、もう9時。
ホテルのチェックイン時間を9時にお願いしていたので、焦るが、電車が動く気配がない。
ようやく発車し、ホテル最寄りの駅に着いた頃には、9時半になっていた。
焦って地図を見てホテルの場所を確認。近くにJumboとかいうGSがあるらしい…が、場所がわからない。またしても迷子になった。
どこがどっちで何がどこにあるの…?途方にくれる。とりあえずスーツケースをガラゴロ引きずって歩いてもホテルらしき建物が見えない。真っ暗だし人は居ないしで、こんな観光客丸出しで、これじゃ場所によっちゃ強盗してくれと言ってるようなもんだ。
一旦駅に戻る。と、現地の人がいた。と、思ったらブラジル人だった。なんだこれ。
とりあえず地図を見せながら、下手くそな英語で聞いてみる。
「????????」ものすごく首をかしげてる。英語がへたくそなばっかりに!ごめんなさい!!ハテナだらけ。
「Jumbo」ああ、あれがジャンボ(目印のGS)!じゃあ向こうにいけばいいんだな!てか一応伝わってたのか!
「ンーーー(逆方向を指差す)」えっ、違う? でもあれがジャンボなら…やっぱり向こうじゃない…?
「………???」大丈夫かよ……
「……(私が思っていた方向を指差す)」……。ありがとう。たぶんそっちで合ってる。
さんきゅーとお礼をし、急いでホテルに向かった。
ホテルに着くとすぐにチェックイン。遅くなってすみません、と謝る。
へたくそな英語でチェックインのやり取りをし、部屋に入る。カントリーネームと言われたのすら何かよく分からなかった。ほんとすいません。
ベッドひろーい!お部屋きれーい!
アムステルダムから一切何も口にしていない事に気付いたが、疲れ果てて就寝。
時差ボケで夜中の3時くらいに目が覚めた。
次はポルトの市内に移動します。
本当にあっという間で笑った
前回の日記で、あっという間に過ぎ去っていくんだろうなとか書いていたら本当にあっという間で笑った。せめて一ヶ月に一回は更新しようと思ってたけどダメでした。8月が忙しすぎた。
そんで、もう明日出国。初めての海外一人旅は、友達が住んでいるポルトガルにしようと決めて、航空券取ったのが3ヶ月前。海外は数年前アメリカに行ったっきりで、パスポートは期限切れてるわスーツケース(アメリカの時はレンタルだった)もないわ、何もかもない。その他色々準備するものがたくさんで、準備にバタバタしているうちにあっという間に時間が過ぎた。
…って、買うものがいっぱいって、この間の日記でも書いてて愕然としたわけですけれども。お前どんだけあったんだつって。まあ~相当ありました。だってパスポート申請から始めなくちゃなんないくらい。初海外旅行!くらいの勢い。自慢じゃないけど、ていうか、自慢にもなんないんだけど、ダテに数年行ってないからね。
さあ荷物を詰めましょう、こっちは預け入れ、こっちは機内持ち込み…とやっている間に持ち込みたいものに色んな制限がある事が分かって、「ああもうめんどくせえ…」。
コンタクト洗浄液120mlを、スキポール空港で捨てられちゃった人のブログ見つけて、冷や汗。リチウム電池の預け入れはダメ!?今年から!?マジで!?で、冷や汗。心が折れそう。あとシムビコート。なくなるたびに病院行くのは手間なので、まとめて処方してもらっているんだけど、それが逆に良くなかった。完全に存在を失念していた。医者に英語で処方箋を書いてもらう暇がないので、チェックインカウンターで聞くしかない。
冒険したがりの割に不安症なので、出国前から色々考え過ぎて死にそうだけれど。無事行って帰ってきたいと思います。
今回作った旅のしおり。
ただの日記
なんやかんややっているうちに、前の記事から4ヶ月も経ってしまった…。他のブログなら「この広告は1ヶ月以上更新がないブログに表示されます」的なアレが出てくるレベル。
この4ヶ月間、何をしていたのかほとんど思い出せないけど(むの原稿地獄およびむの現地で元同僚にオタバレした事はさておき)、少なくとも6月末は怒涛の予定が入っていたし今月もまあそれなりに出かける予定がある。映画に関わりのある子たちにずいぶん誘ってもらって遊んでいて、そうでもしないとなかなか出かけない人間なのでありがたい。
どうせ今年の夏も湖沿いを延々ママチャリこいで、知らない所に行って、クタクタになって帰ってくる週末を繰り返すのだろうなと思っていたのだけど、9月末に急遽ポルトガル行きを決めたのでその準備でにわかに忙しくなってきた。買わなくちゃいけないものがたくさんあるし、予定たてて、ホテル予約して、こういう準備がまた楽しい。行くまでの2ヶ月、あっという間に過ぎていくだろうな。
さて。5年前にNY行ったきりなので海外久しぶりだし本当に楽しみ!なのだけど、私は人並み外れて忘れ物が多い上に管理の苦手な人間なので、そらもう今から不安がつきない。行く時になって「飛行機の座席予約し忘れた!」とか。「オンラインチェックインしてない!」とか。「パスポート忘れた!」とか。もうねー、昔っからこうっていうかさ、こういう人種なんだよね。何かやらかすだろう事は想像に難くないわけで、今から入念に準備をしておく必要がある。(それでも何かしらやらかす)というか私の性質を知ってる子からはすでに「日本に帰ってこれなさそう。帰国諦めてポルトガルで農業やってそう」とか言われてて「う、うん…」という気持ちです。
無事現地に行けますように。そして何事も無く帰国できますように。
【ディアブロ3ros】デーモンハンターをもう一人作りました
色んな装備とビルドを試してみたかったのでデーモンハンターをもう一人作りました。前回は女性で作ったので今回は性別を変えて男にした。若い男性と思ってたら意外におっさんだった。
・1人目のデモハン子。
装備は不浄シリーズ。復讐の化身に変身して、マルチショットを打ちまくる。リソース消費するごとにクールダウン時間を短縮させるカナイレシピを入れてあるので、常時復讐の化身でいられる。しかし…ウーン。今リソース生成用にボラ(氷)を入れてあるのだけど、これをどうにかして切れたらな…とは思っている。宝石で囚われしものの悪夢を入れてあるので、完全にゴミというわけではないのだけど、火力不足否めません。初心の石つけてもダメだもんなー。ボラのかわりにチャクラムどうかしら? チャクラムでリソース稼げる矢筒があったと思うのだけど。
★デモハン子でやってみること:ボラの威力が低くて使い物にならないので、かわりにチャクラムを入れてみる
・2人目のデモハン郎。
装備はナターリャシリーズ。復讐の化身に変身→復讐の雨→ラピッドファイア撃ちまくる→クールダウン時間が短縮されているので、再度復讐の化身→復讐の雨…という感じにした。
そこそこ強いはずだと思うんだけど何がいかんのかいまいちダメージ出ないのはなぜだ。装備がまだ集めきれてなくて中途半端だからか。デモハン郎はもっと時間かけて装備を厳選すれば強くなりそうなので、装備とビルドはこのままでちょっと様子を見てみるつもり。
・馬場子が強くなった。
大地セットで地震とサイズミックスラムをばらまいていくスタイル。高火力高燃費で、強いけど燃費が悪いサイズミックスラムが今回のパッチでだいぶ使いやすくなり、連発可能に。だったのだけど、そろそろダメージ打ち止め感否めなかった。これより上のGR無理かな…と思っていたけども、サイズミックスラムをはずして古の槍のボルダートスを使うようにしたらまだまだ先に行けそうな感でてきて嬉しい。ダメージ爆上げしました。ボルダートス使うとリープが速攻使えるようになるので、リープでリソース生成→ボルダートスでリソース全消費→リープ→ボルダートスの繰り返し。一応アヴァランチ入れてるけどアヴァランチはずして狂戦士入れてみたらどうなるか。
★馬場子でやってみること:アヴァランチをはずして狂戦士を入れる。バトル・レイジのルーンをブラッドシェッドに変更。
余談:この間海外のフレンドが増えて喜んでたら、その後フレが経験値テロに遭ったらしくPLが120→3350くらいまで上がってた。
これでフレがチート品もらって装備してたらもう一緒に遊べないじゃないか…。
【Bloodborne】赤い月が出た
本当いきなりなのだけど。ブラッドボーン始めてました。60時間くらいはやってるし、すでに赤い月が出てます。真っ赤よ。月。
空もすごい不気味だし、なんなら狩人の夢で赤ん坊の泣き声も聞こえてくる。ホント悪趣味なゲームだな。(大好き)
中盤に入っちゃったくらいから急にブログで記事書き始めるって何事かと自分でも思うくらいなんですが、気が向いた時に書くという名目で始めたのでお許し下さい。
ビルゲンワースの湖で倒した白痴の蜘蛛ロマとかいう。アレがどうやら引き金になっていたらしく、あいつを倒してからというもの各地の様子がおかしい。もう世紀末の様相というか、狂人しかいないような世界になって。
先程も言ったように、月が赤くなった。あと狩人の夢の音楽が変わる。それからヤーナム市街や聖堂街で発狂寸前だった住人たち(扉を叩くと何か言ってくる)は一切反応がなくなったのと、オドン教会に避難させていた人たちがぐったりしていたり急に笑い出したりちょっとただごとじゃない。
あ、これはいよいよ佳境に入ったのかなという気持ちです。
そんな中、ふと思い立って大聖堂に行こうとしたら何故か灯が使えなくなっていました。なんで?なんかあったか?何の気なしにオドン教会方面から大聖堂行ってみたら、鴉羽の狩人ことアイリーンおばちゃんが倒れてた。
誰かにやられたらしい。ああその誰かを倒して敵取ってくればいいわけね、オッケー。私にまかしてよ。ルドウイークの聖剣で討ち取ってやっから。っつう軽い気持ちで大聖堂内に入ったら、居た。血に酔ったらしい狩人が。うおおおーーこのやろーーーーって斬りかかったら速攻負けました。銃撃があり得ないくらい強かった。その上内臓攻撃食らって、10秒たたずに負けた。何これ…?
その後何回か再戦するも勝てず。ここでピンと来た。
前ツイッターのタイムラインで見た気がする…こいつが噂の千景野郎か…!!
あ、ダメ。こんなのまともにやりあったら心折れちゃう。白呼びましょうね~つって鐘鳴らそうとしたら鐘鳴らないの。使用不可なの。
ガチるしかないんだって。もうほんとに嫌だ。久しぶりに戦いたくない敵と会った感じ。出来れば避けて通りたいし無視したいんだけど、それだとアイテムもらえないから、仕方なくガチりました。
獣狩の斧両手持ちで地味に削って。DARK SOULS的泥仕合みたいな。
結果勝ててアイテムももらえたけどもう二度とやりたくありません。